こんにちは。まつしたあー子と申します。日本で生まれて日本で育ちました。

何かにつけて反抗しがちな子供でした。「素直」「可愛げ」という言葉からはかなり遠いところにいたと思います。

成長して、自分がやりたいことは何かが全然わからず、本が好きだからという薄い理由で出版社に就職しました。

でもどうもこの仕事は好きじゃないようだと気づいてからは、「自分が大好きでずっと続けられること」を長い間探して探して、見つからないのでよく泣いていました。世の中にぶつかっていくのが怖くて仕方なかったので、まあ見つからないはずだよな、と今なら思います。とはいえ、怖さを抱えてるところは今も変わらないのですが。

大好きじゃないけれど面白くないこともない、というぬるま湯状態の仕事を続けていたある日、自分の守護天使の存在に気づき、そこからメッセージを受けました。そのときに、こう決意しました。

自分が楽しいと思うし興味が湧いているけれども、こんな仕事では経済的に成り立たない、と思っていたこと。世間の常識に囚われ、その道への門を自分で閉ざしていたこと。それを、仕事としてやってみよう、と。それが、「布を使って、自分の頭の中にあるものたちを形にする仕事」でした。2010年くらいの出来事です。

作家名をaillugib(アイルギブ）としました。意味は英語のI'll give（アイルギブ）＝はい、どうぞ、と手渡すもの。。

誰かとつながることにガードを高くしていた私は、自分がつくるものを通して、誰かとつながることができたら、と望みました。その思いは今もずっと変わりませんし、さらに大きくなっています。

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aillugibと、そしてまつしたあー子とつながってくれる人々に対して、誠実に作品をつくり続けたいと思っています。これからもどうぞよろしくお願い致します。
aillugib・まつしたあー子